からほり新聞 第27号

からほり新聞 第27号

2013年(平成25年)9月24日発行


からほり新聞27-01

空堀周辺は知れば知るほど味のある良き地域で、新発見も多く、七人程度の学生さんが卒業論文の題材とし、またマスコミにも再三再四取り上げられた。視察に来られたのも遠くは四国の松山市、伊勢市はじめ多数。万城目学さんの「プリンセス・トヨトミ」の舞台となった小説・映画をご記憶の方も多くおられると思う。こんな空堀にも問題が無いわけではない。当協議会活動の中で何とか解決したいと苦慮したことが、原則幅4m以上の道路にせっしていないと建て替えのできない路地長屋のことである。大阪市に要望書をだしたもののOKがでない。戦災を免れた地域で木造建築密集地域だけに、地震や火災等の対策が急務だ。
(からほり新聞 第号 「十年間は早かったのか。それとも」井戸端会会長 鵜飼雅彦)

からほり新聞27-03

大坂城は長く続く丘陵の先端部に建つ平山城(ひらやまじろ)で、見上げるばかりの高石垣や大阪城を守る為に四方に惣構(城を取り囲む防御施設で塀などのこと)を造ったのです。北側は大川(旧淀川)、東側は猫間川(今は無いがJP環境戦に沿って)、西側は東横堀川、そして、平地で弱点となる南側に巨大な空堀。2キロメートル四方のこの広大な城域は、石垣や塀、堀などで幾重にも防御された要塞都市を形成しており、秀吉が心血を注いで建てただけあって難攻不落の名城でした。
(からほり新聞 第27号 「大坂城の今昔(上)」梶田尚子)

からほり新聞27-02

たまたまからほりを歩いていた私の目に偶然飛び込んで来たのが『話し相手が欲しい方』というポスターのメッセージ。これぞ天啓!と、すがる思いで足を踏み入れました。そこで様々なボランティア活動に精力的に励まれている方々と会い、交流させて頂き、今までの自分がいかに拝金主義で利己的で排他的だったのか反省しました。この出会いは、生まれ育った環境とこの度の病気で自己否定に陥り気味だった私を根本から変える転換点となりました。いまもまだ闘病中で満足に体も動かせませんが、さろんの催しへの参加や微力ながらボランティア活動に従事させていただくことで、こんな私でも、役に立てることがあるのだと希望と自信を持つことができました。
(からほり新聞 第27号 「慣れない海外勤務、突然の病気そしてからほりさろんとの出会い」)

からほり新聞27-04

からほり新聞 第27号

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■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?

◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。

  • 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
  • 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
  • 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
  • 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
  • ハーモニカ教室
  • 「からほり新聞」制作

◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
 お待ち致しております。

所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp

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